人材育成・健康・メンタルヘルス・子ども・子育て支援を中心に、 人・心・身体をゆたかに総合的に育むことを目指しています。
SYK心理オフィス

大いなる沈黙と空間

「言葉を持っているのは人間だけだ
自分を理解してもらいたかったら
きちんと言葉を使えるようになれ」

こう言われたのが、あまりにも衝撃的で

そこから、言語を通した理解と表現を
必死で身につける努力をしてきた

言語は私にとって、最も苦手な領域だったから

やがて、心理の仕事をするようになり

クライエントが気づいていない
行動の背後に隠された意味を
無意識に抑圧している感情や欲求を
いかに言語化するかが臨床の目指すところ

としてさらに、
意識的に言葉を使うようになった

でも最近、
あえて言語化せずに
曖昧さの中に留まることで
不確実なものを信じる
自身の存在と向き合う
大切さを感じている

この不確実で曖昧な
空間と時間の中に
「あなたとわたしの間にある世界」
これが生まれるのではと思うのだ

愛と勇気と知性
この三つがそろって
「正しい」
ということになる

このコトバに、
ひどく納得がいく

愛も勇気も知性も
実態がないのに
それが正しさになるなんて

人間らしさって
これなのかもしれないな
とも思う

クリシュナムルティの本の中に

不可測なるもの、計り知れないものを測るために言葉を用いる

いかに言葉が私たちを欺くか

「大いなる沈黙と空間」

この条を発見

音のある世界も
音のない世界も
見えている世界も
見えていない世界も

ちゃんと認識した上で

大いなる沈黙と空間
そこには
愛と勇気と知性

こんな自分でいたい